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良いレポートの特徴

高校までにはない、大学生になってほとんどの人が初めて経験するのがレポート作成です。
レポートは文系・理系関わらず、どの学部でも提出することとなっている課題形式で、特定の課題について調べたことを規定枚数の原稿として提出します。

大学一年時にはレポートの書き方の基本について教えてくれる授業もありますが、書式や書き方は分かっていても、なかなか「良いレポート」というのは作るのに苦労をするものです。
しかし、レポート作成は単なる課題ということだけでなく、社会人になってからのプレゼン資料作成などに応用できる力となっていくので、ぜひ在学中に「人に読ませる文章を書く」という能力を身に着けていきましょう。

まず「良いレポート」とは何かということから説明すると、結論が明確であり、そのための論拠がきちんと提示されているということです。
小説や作文ではあえて結論を後回しにするという文章のテクニックがありますが、それはレポートという文章にはなじみません。
先にどういった目的でこの文章を書き、結論がどうであったかということを提示した上で、なぜそう結論付けるに至ったかということを、順に説明していくという形式をとるのが一般的です。

レポートを書くときのポイント、注意点

よいレポートを作る時のポイントと注意点としては以下のようなものがあります。

1.提出する形式・書式を守る
2.自分の意見と他の人の意見(文献の引用など)をしっかり分ける
3.盗作はしない

これらは簡単なことのようですが、意外にできていない人が多く、読み手となる先生や教授にとって非常に苦痛に感じられるものになっていたりします。
特にここ近年問題になっているのが「盗作」で、ネットで検索できる論文や記事をコピー&ペーストして、そのまま提出するという人もいるようです。

そうしたコピペレポートは専用ツールを使えばすぐにバレてしまいますので、不正はせず自分の力を伸ばすためと思い自力でチャレンジしましょう。